過去に他院で治療した銀歯やセラミックの劣化が原因?

口腔内のこのようなトラブルに心当たりはありませんか?

症状

  • 治療した歯がまた虫歯になった
  • ものを噛むと痛む
  • 補綴物を入れた部分に違和感がある
  • 歯茎で黒ずみが起こっている
  • 被せ物から嫌な臭いがする

治療後なのに口腔内のトラブルが起きるのはなぜ?

虫歯治療後の痛み治療後、痛みなどのトラブルが起こる原因として、大きく「銀歯」と「ケア不足」が挙げられます。
銀歯には金属アレルギーの原因になるというデメリットのほか、歯との間に隙間ができやすく、そこから細菌が侵入して虫歯の再発(二次カリエス)が起こりやすいというものもあります。
また、汚れが溜まりやすいので歯周病が発症したり、悪化したりするリスクもあります。
これらのリスクはセラミックにもあり、きちんとケアしないと二次カリエスや歯周病を招く恐れがあります。

補綴物の寿命に悪影響を及ぼす行動

間食

銀歯の平均寿命は5年程度と言われていて、耐久性の高いセラミックの場合は10~20年と言われています。
なので、長期間、お口の中で銀歯を使用されていると、経年劣化が起こって歯との間に隙間ができ、二次カリエスなどのトラブルが起こります。
またセラミックの場合でも、平均寿命が10~20年とは言え個人差があり、歯科医院へ通って定期メンテナンスを受けている方と、そうでない方とでは持たせられる期間が変わってきます。

治療後、お口の中で何かトラブルがある場合、銀歯が原因であるケースと、セラミックを入れられていてもケア不足のために汚れが溜まってしまっている可能性が考えられます。
トラブル予防のためにも、治療後は3ヶ月に1回程度のペースで歯科医院へ通い、きちんと定期メンテナンスを受けるようにしましょう。

また、銀歯や補綴物の寿命を縮めてしまう原因として、下記のようなことが挙げられます。

  • お口の中の清掃状況が不十分
  • 唾液の酸性度を中性に戻す力が不十分
  • 甘いものや酸っぱいものを好んで食べる
  • 間食をよくする
  • 歯ぎしり、食いしばり

再治療のポイント

歯に合った詰め物・被せ物にする再治療を受ける際には、まずは銀歯とセラミックの違いについてよく理解しておくことが大事です。
銀歯が歯との適合が甘いのに対して、セラミックはフィット感に優れているので、隙間ができにくく、二次カリエスの発生も抑えやすくなります。
また銀歯は汚れが付着しやすいのですが、セラミックは表面が滑らかなので汚れが付着しにくく、清潔な状態が保ちやすいので虫歯・歯周病予防に繋がります。

もし銀歯を入れられて二次カリエスや痛みなどのトラブルでお困りなら、セラミックで再治療を受けることを検討してみてください。

転院してセラミック治療をやり直したい方へ

現在、通院中の歯科医院とは別のところでセラミック治療を受けたいということでしたら、お気軽に姫路のきたみち歯科医院へご相談ください。
根管治療が適切に行われていなかったため、精密なセラミックの歯を入れても「ものを噛むと違和感がある」というケースもありますので、ゆっくり時間をかけて診査・診断し、歯の状態を詳細に確認したうえで適切な治療方針をご提案いたします。

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